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おぺんぺんのブログ

飛べない鳥はただのおぺんぺんだ!

☆5 感想 映画「ヘルタースケルター」蜷川実花

 

 

たまには(まだ5本目の記事ですが)

毛色を変えてと言いますか。

映画やら本やら、その記録をきちんととろうという試み。

 

 

2012年7月公開の本作。

ようやく観ました。我ながらおっそ。

ニナミカ大好きな私としてはかなり遅い動きと言えよう。

 

 

観なかった理由はなんだろう…

特段なくて、ただただチャンスがなかったという感じ。

誰かと一緒に見に行きたいタイプの映画でもないしね。

とはいえ、もちろん公開からずっと気になっていて

原作は立ち読みしました。ブックオフで(笑)

岡崎京子の絵はあまり好みではなかったりするので

購入しておりませんが。

 

 

で、感想。

 

 

正直、拍子抜けというか。

期待はずれだなあというのが正直なところかなあ。

 

 

画は大変美しかったです。ニナミカワールド全開で。

ひとこまひとこまにこだわってて、

極彩色とりりこが合わさって世界が完成していて、

大変綺麗でした。

沢尻エリカ華やかだから、あのカラフルな画に負けないんだよね。

 

 

ただ、ストーリーとしては正直退屈だなあというところ。

展開が平坦というか、てっぺんから急降下していくストーリーだから

まあ愉快ではないんだけど、もっとぐおおおおおって落ちてほしかったかなあ。スピード感として。

エロもさほどエロくないし、グロもグロくないし、

同じ映像が繰り返されて、狙いなんだけどうむむ・・・

ただただひたすら綺麗だなあという印象。

あ、でも窪塚洋介はエロかった。ハマってた感じする。

水原希子ちゃんもよかったです。はまり役。こんな役ばっかな気もする。

誰か主役にしてやれよ感。

とにかくキャストは豪華です。その人がやる必要ある?ってのも多々あるけど。

 

 

全体を通じては「消費」なのかなあと思います。

繰り返されるいろんなイメージ、

女子高生、渋谷、撮影、フラッシュ、雑誌、人混み、街並…

「消費」される象徴である、りりこ。

 

消費する人間の儚さ、消費されるものの儚さを訴える

イメージビデオのようなものとして捉えるのが

私の中で一番しっくりくるかなあというところです。

 

沢尻エリカ迫真の演技はすばらしかったです。

ほんとに具合悪くなっちゃっただけあって説得力あります。

ヤク中でテレビ出演中に倒れるシーンが一番好きかも。

 

ひとつひとつの画の、シーンの完成度は高いです。

いっこいっこが作品って感じ。

しかし、それをもっと全体としてスピーディーに魅せられると

なおよかったのかなあと思います。

ばらばらいろんなイメージを見せられて、

これが言いたいのはなんでしょう?みたいなテンションなんだよね。

それに徹してくれればいいけど、ヒューマンなシーンが

ちょいちょいくるからテンポがよくないんだとおもう。バランスなー。

 

 

かなしいかな、文学部だからかなのかは知りませんが…

映画にはストーリー性を求めてしまう節があります。

もしくは圧倒的なエンタメ。

 

 

全体的に酷評になってしまった感じありますが、

蜷川作品だいすきな人はやはりマストだと思います。

これ見ずして語ってはならぬ。2年半以上観てなかったけどw

R指定なりの覚悟をしておけば、悪い気持ちにはまあたぶんならないです。画が綺麗なので。

 

 

個人的な好みとしては、圧倒的に「さくらん」のが好きです。

まあ安野モヨコが好きだからってひいき目もあるが。

でもまあ曲があゆとAA=ってのはずるいよね〜キャッチー。

ナイスチョイス。

 

 

個展だれか一緒にいってくれるかた、激しく募集中。